工事現場毎に実施すること
着工前検討会の開催
請負金額100万円(消費税別)以上の案件については
原則として検討会を開催する。
検討会には現場担当者並びに所轄部長または次長の参加を必須とする。
施工計画書・作業手順書の作成
現場状況に応じ、リスクアセスメントを伴った
施工計画書・作業手順書を作成する。
実際の作業着手前に上司や施主、協力業者等と妥当性を検証する。
所用の備品・機材・人員調達
当社機材センターより資機材や人員を調達する際は、下記を作成する。
日々の業務管理
作業前日に下記日報の表書きを作成し、協力業者と打ち合わせる。
作業当日は前日からの変更点も明記する。
現場で初めて作業を行う職人がいる場合は下記書類を作成し、
誓約を受けた上で作業参加を認める。
作業開始前に各業者毎のリスクKYK、
作業員個人毎の健康チェックを行う。
特に前日の就寝・飲酒状況、当日の朝食摂取状況等に留意する。
原価管理
毎月の原価を進行基準にて管理する。
コンクリートの品質管理
当社では山口県「コンクリート構造物品質確保ガイド」に準拠してコンクリート工事の品質管理を行う。
使用する書式は県発行のコンクリート施工記録とする。
打設量が多く、入念なスケジュール管理が必要な場合は、アジテータ車1台毎の打設計画を下記書式にて作成・管理する。
膨張コンクリート、暑中・寒中等の特殊コンクリートや、地覆部等変形に特に留意すべき部位の打設については、回収水を使用しないよう配慮する。
特殊工程の管理
鉄骨溶接部など、施工完了時には外観上不可視となり
管理不可能となる工種については施工計画書・作業手順書
もしくは下記記録に記載の上、所定の管理を行う。
※ 特殊工程については、原則として事前の試験で手順や留意点を確認し、
本施工時に試験同様の作業が行われていることをチェックする。
※ 顧客側了解の場合、打ち合わせ記録等で代用も可。
ただし口頭のみで処理せず、必ず何らかの記録を作成すること。
顧客所有物の管理
顧客所有物の貸与・支給を受けたり、現場に顧客所有物が存在し
管理が必要な場合は施工計画書・作業手順書
もしくは下記記録に記載の上、所定の管理を行う。
※ 顧客側了解の場合、打ち合わせ記録等で代用も可。
ただし口頭のみで処理せず、必ず何らかの記録を作成すること。
現場での教育・訓練
協力業者の評価
一次下請業者(役務)並びに取引金額10万円以上の業者(物品納入)
について、現場作業終了時に評価する。
評価結果は反省会開催時に所轄部長に提出する。
マニフェストの取りまとめ
山口県所定の書式に従い、マニフェスト交付状況をリストアップする。
現場においては工事完了後に作成し、反省会開催時に所轄部長に提出する。
工場においては四半期毎に作成・更新し、毎年4月初頭に同じく提出する。
※ 県の指定では3月末時点の集計状況を提出するので、
完工前の工事についても3月末時点で一旦集計し、提出する。
工事反省会の開催
社内論文を作成し、反省会資料として用いる。
論文を作成しない場合は下記書式にて代用する。
工事費精算資料、業者評価記録、マニフェストまとめ等を添付する。
また当初の着工前検討書を用意し、事前に協議した留意点等について
実施状況を朱入れ・チェックした上で、
一連の資料としてpdfまたはxdw化し、部長に提出する。